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プロの仕事師

今日、ググっていて偶然に引っ掛かってきた結構前の記事に懐かしい名前を発見した。

福岡ソフトバンクホークス・竹内常務、退任へ
[耳より情報]
2010年01月05日 11:27 更新

 福岡ソフトバンクホークスの常務取締役・常務執行役員COO(最高執行責任者)である竹内孝規氏が、5年間の契約満了に伴い退任する意向であることがわかった。5日午後にも記者会見を行なう。
 同氏は、福岡ダイエーホークス(当時)の代表取締役・オーナー代行であった高塚猛氏が2004年9月末に退任後、05年に福岡ソフトバンクホークスの常務取締役に就任。昨年が5年目となっていた。
 退任後は、同氏が代表取締役をつとめるTRCスポーツマネジメント(株)の経営に専念する一方、球団の非常勤顧問に就任する見通し。



竹内さんと最初のお仕事をご一緒させて頂いたのは、もう十数年も前のこと。
まだ、私自身も米国で活動していたころ。

当時、竹内さんと瀬戸山さん(現千葉ロッテマリーンズ球団社長兼球団代表)が、ダイエーのある選手に付添い、アリゾナ州フェニックス大リーグキャンプの為に渡米してきた時だった。

このキャンプ期間中、このお二人とは朝早くにホテルロビーに集合してから夜解散するまでの間、朝昼晩の三食も含めて、ほぼずっと行動を同じくしていた。

竹内さんは現地に入ってからも様々な調整業務をこなしながらも、どんなに忙殺されている中でも選手への気遣いは勿論のこと、私やその周囲のスタッフに対しても時折冗談を飛ばしながら「場」を和ましてくれる気遣いをしてくれていた。


そんな竹内さんの仕事ぶりを見ていて、当時まだ若造だった私はずいぶんと勉強させてもらった記憶がある。

シーズンオフと言えば、選手との契約更新なども含めて大変な気苦労も多い時期であったはず。

プロのアスリートとプロの経営陣との間では最も緊張感があるこの時期に、多くの課題を積極的に解決していく竹内さんのプロとしての仕事術を目の当たりにできたことは、今でも心に深く残っている。

そして、いま思えば、仕事の中ではそれに関係するすべての人が常にプロであることの重要性についても学んだような気がする。

その後、ダイエーからソフトバンクへとチームが変化していく中で、竹内さんは常務取締役・常務執行役員COOとなり、北海道日本ハムファイターズに先駆けて「地元密着型プロ野球」の基礎を作られたことは有名である。


サッカーブームに押されてプロ野球の受難時代の中にあった21世紀突入直後から、プロ野球界の新たな方向性を率先して突き進んできたホークスの陰には、竹内さんの大きな功績があったことは容易に推測ができる。

その後、竹内さんの姿を目にしたのは王監督の引退会見のテレビ中継だった。
また、最近では昨年のマリナーズ城島の古巣獲得で名前を拝見していたが、この時にもいろいろとご苦労が多かったのでは…と勝手に想像してしまう。

その功労者である竹内さんがホークスCOOを退任された球団からの公式アナウンスは、このニュースリリースのみ。


大きな仕事を成し遂げたプロフェッショナルの仕事師の退任アナウンスとしては少々もの足りなさを感じてしまう一方で、選手に対する気遣いを常に忘れない、あの竹内さんらしさを感じてしまう。
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